女子バスケットボール中予地区予選
令和3年4月24日(土)、25日(日)の両日、県立松山中央高校体育館で女子バスケットボールの総体予選が行われた。このような状況により、無観客での開催となりましたが、練習時間が削られながらも大会が開催されることに感謝して大会に臨んだ。
1試合目から選手たちの緊張は決して小さいものではなかった。最初のシュートから何度もリングに嫌われ、選手の顔に余裕は一つも感じなかった。しかし、培ってきた練習の成果は着実に現れていた。前回の大会ではできなかったことがかなりの確率でできるようになっていることを選手たち自身感じることができたのではないだろうか。
決勝戦は松山商業高校との対戦となった。選手たちの緊張感はピークであることが伝わってきたが、ここでも第1Qから練習してきた成果が現れていた。(自然な動きの中から生まれたものであり、選手たちはこの段階では気づいていないかもしれないが・・・)本校選手の課題であった試合の入りの悪さについても同時にクリアすることができたと言えるだろう。なんとか、9点差をつけて終えることができたのは自信を持ってよい。
第2Qでのキャプテンの言葉。「絶対に気を抜いたらいかんよ。気を抜いたらこんな点差簡単にひっくり返してくる相手やけん。(この時点で13点差)」自分も苦しい中、選手たちを鼓舞する言葉は確実にチーム全体に届いていたのではないだろうか。その後も楽になるという展開はなかったが、ヘトヘトになりながらも頑張る生徒たちは一度もクォーターを奪われることなく最終的には17点差をつけて優勝することができた。
今後は県総体に向けて最大限の努力をしていかなくてはならない。集中力の継続など他にもまだまだ課題が残る。それは逆を言えば伸び代が十分にあるとも言える。県総体までの1ヶ月、成長できる限りがむしゃらになって取り組んで、県総体でも成果を上げられるように頑張っていきたい。
最後に、今回無観客での開催ではあるが、大会前に激励の言葉をかけていただいた皆様、試合後に賛辞の言葉をいただいた皆様、そして何より、陰ながら応援していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。