2021年5月16日 12時17分

車いすで出掛けました(ライフサポートコース)

日常の風景

学校~愛大医学部南口駅周辺のバリアフリー状況を調査しました。ちょっと長いのですが、おつきあいください。

地図で行程を確認し、車いすの点検整備。

  

所要時間や気づいたことを、忘れないうちにメモします。

 

   駅の前で、愛大病院と駅を結ぶ無料のシャトルバスを発見。

 

  駅入口のこの場所が、少し通りにくいと駅の方から教えていただきました。

自走式車いすでチャレンジしていると、たまたま通りかかった方が「お手伝いしましょうか」と笑顔で声を掛けてくださいました。

先ほどのシャトルバス。地域の方の温かさ。昨年度に学んだ「地域包括ケアシステム」が今ここにあることを実感しました。

 
駅の窓口でご挨拶し、中に入れていただきました。車いすに乗ったままでEカードの操作も問題なくできそうです。

スロープを発見。今日はこちらを通ってみます。

 

  車いすで通ってみると、坂の途中に傾斜の緩い場所が数カ所ありました。

「中休みの場所かなあ」上がるときも降りるときも、ここでちょっとホッとできることに気づきました。

 

おっ。電車が来た!シャッターチャンスです。

写真を撮っていると、車掌さんと運転手さんが早足でこちらに。

「すみません、体験学習です」と慌ててお伝えしました。

  

このスロープを広げて電車入口に設置します。

限られた時間で、お二人で連係して介助をすることがわかりました。

 

 飲み物も買ってみました。コロナ禍なので、アルコール消毒で感染対策も忘れず。

車いす操作や路面の照り返しの熱で、思う以上にのどが渇きました。

 

車いす用のトイレも発見。ちょっと入ってみました。

 
ちなみに、一般的なトイレは、どうやっても入れませんでした。(何事もチャレンジ…)

 

愛媛医療センター前の道に出て、脇道にも入りながら帰りました。

脇道の路面は操作しにくかったけれど、季節の草花があったり、道沿いの保育園から園児の元気な声が聞こえてきたり。どの道を通るのか、路面の状態だけで勝手に決めではもったいないなあと感じました。

                                                                                                    

車いすに感謝しながら清掃、点検。

 

  パソコンで写した写真見ながら行程を振り返り、意見交換をしました。

様々な気づきを更に深めて、報告書を作成する予定です。駅構内の調査に快く御協力いただいた伊予鉄道さん、ありがとうございました。