車いすで出掛けました(ライフサポートコース)
学校~愛大医学部南口駅周辺のバリアフリー状況を調査しました。ちょっと長いのですが、おつきあいください。
地図で行程を確認し、車いすの点検整備。
所要時間や気づいたことを、忘れないうちにメモします。
駅の前で、愛大病院と駅を結ぶ無料のシャトルバスを発見。
駅入口のこの場所が、少し通りにくいと駅の方から教えていただきました。
自走式車いすでチャレンジしていると、たまたま通りかかった方が「お手伝いしましょうか」と笑顔で声を掛けてくださいました。
先ほどのシャトルバス。地域の方の温かさ。昨年度に学んだ「地域包括ケアシステム」が今ここにあることを実感しました。
駅の窓口でご挨拶し、中に入れていただきました。車いすに乗ったままでEカードの操作も問題なくできそうです。
スロープを発見。今日はこちらを通ってみます。
車いすで通ってみると、坂の途中に傾斜の緩い場所が数カ所ありました。
「中休みの場所かなあ」上がるときも降りるときも、ここでちょっとホッとできることに気づきました。
おっ。電車が来た!シャッターチャンスです。
写真を撮っていると、車掌さんと運転手さんが早足でこちらに。
「すみません、体験学習です」と慌ててお伝えしました。
このスロープを広げて電車入口に設置します。
限られた時間で、お二人で連係して介助をすることがわかりました。
飲み物も買ってみました。コロナ禍なので、アルコール消毒で感染対策も忘れず。
車いす操作や路面の照り返しの熱で、思う以上にのどが渇きました。
車いす用のトイレも発見。ちょっと入ってみました。
ちなみに、一般的なトイレは、どうやっても入れませんでした。(何事もチャレンジ…)
愛媛医療センター前の道に出て、脇道にも入りながら帰りました。
脇道の路面は操作しにくかったけれど、季節の草花があったり、道沿いの保育園から園児の元気な声が聞こえてきたり。どの道を通るのか、路面の状態だけで勝手に決めではもったいないなあと感じました。
車いすに感謝しながら清掃、点検。
パソコンで写した写真見ながら行程を振り返り、意見交換をしました。
様々な気づきを更に深めて、報告書を作成する予定です。駅構内の調査に快く御協力いただいた伊予鉄道さん、ありがとうございました。