令和6年度 第2学期始業式 式辞
2024年8月27日 15時15分令和6年度 第2学期始業式 式辞
皆さん、おはようございます。
この夏休み中、大きな事故もなく、第2学期始業式を迎えることができたことを大変嬉しく思います。この夏休みは皆さんにとっていろんなことに挑戦し、充電もできた有意義な期間になったでしょうか?
この夏休み中、男子ソフトボール部、男子ハンドボール部、女子陸上競技部のインターハイ出場、国際理解研究同好会が宮城県で行われた「第13回高校生国際理解・国際協力研究発表会」で「国際交流基金賞(全国2位)」を受賞、吹奏楽部が「第72回全日本吹奏楽コンクール愛媛県大会高校B部門」で「金賞」を受賞、銃剣道部の全国2位などたくさんの活躍がありました。また、補習や部活動、中学生学校見学会のサポート、研究発表大会、愛媛FCマッチシティのボランティアへの参加、野球応援など、様々な場面での皆さんの活躍を見ながら、「東温高はすばらしい学校だなぁ」と感じています。
いよいよ2学期が始まります。2学期は、体育祭、修学旅行、文化祭、東温フェスティバルなど学校行事が充実しています。特に、体育祭と東温フェスティバルでは自分達が楽しむのはもちろん、保護者の皆さんや参加者全員が楽しめるイベントにして欲しいと思います。東温高生のパワーとエネルギーを見せつけてください。
また、3年生にとって2学期は進路実現に向けて、とても大事な時期になります。自分から積極的に動き、前向きな姿勢で頑張ってほしいと思います。
この夏休みは、終業式でも言いましたが私自身、インターハイ、オリンピック、甲子園といろんなことを応援しました。応援することでエネルギーをもらい、「応援っていいな」と思いました。中でもオリンピックでは、まさかの逆転劇が多く、「あと1点」の難しさ、最後まで諦めない大切さ、そして最後まで全力を尽くすことの大切さを再認識させられました。また、日本人初も多く、「日本人だから、どうせ無理」など思いもせず、世界と戦い続けたアスリートたちを誇りにも思います。金メダリストの中で、オリンピック2連覇を果たした阿部一二三選手が「辛いこと、しんどいことたくさんあると思うんですけど、僕は『努力は天才を超える』っていうのは自分の座右の銘でやらせてもらってるんですけど、絶対に無駄な努力ってないと思いますし、もし何かが叶わなかったとしても、その努力してきたことっていうのは絶対に無駄にはなってないと思うので、やり続けることっていうのは大切だと思うので、努力はしてほしいというか、努力は裏切らないと思ってます。」と金メダル獲得直後に言っています。夢に向かって努力する姿勢の大切さを教えてくれています。
この2学期は、決してあきらめることなく、自分の夢に向かって何事にもチャレンジする勇気と努力する姿勢を持って欲しいと思います。
一方、パリオリンピックの盛り上がりの裏で、SNS上で選手や審判への誹謗・中傷であふれるという悲しい出来事もありました。このようなことは、1学期の終業式で話した「フォワードの法則」に反することはわかると思います。必ず自分に返ってきます。皆さんも今一度、SNSの正しい使い方、他人を傷つけない、他人から傷つけられない使い方を考えてください。
最後に、新学期が始まるにあたり、何か不安を感じている人はいませんか?心配なことがあれば誰でもかまいません、話しやすい人に相談してみてください。
この2学期も、これまでの自分に自信を持って、胸を張って、ともに頑張りましょう。以上で終わります。