令和7年度 第2学期始業式 式辞
2025年8月28日 11時05分令和7年度 第2学期始業式 式辞
皆さん、おはようございます。
この夏休み中、大きな事故もなく、第2学期始業式を迎えることができたことを大変嬉しく思います。この夏休みは皆さんにとっていろんなことに挑戦し、充電もできた有意義な期間になったでしょうか?
この夏休み中に非常にうれしいニュースがありました。男子ソフトボール部がインターハイで見事準優勝に輝きました。初戦で優勝候補を倒し、見事な快進撃でした。本当におめでとう!そして、ありがとう!また、愛媛県商業教育意見体験発表大会において3年生の玉井結華さんが県で1位になり、四国でも2位になりました。本当に素晴らしい、心に響く見事な発表でした。他にも、男子陸上競技部のインターハイ出場、補習や部活動、中学生学校見学会のサポート、愛媛FCマッチシティのボランティアやほっちょ市への参加など、様々な場面での皆さんの活躍を見ながら、「東温高はすばらしい学校だなぁ」と感じています。
いよいよ2学期が始まります。2学期は、体育祭、修学旅行、文化祭など学校行事が充実しています。特に、体育祭と文化祭は自分達が楽しむのはもちろん、保護者の皆さんや参加者全員が楽しめるイベントにして欲しいと思います。東温高生のパワーとエネルギーを見せつけてください。そして、修学旅行ではいろんな人たちと楽しい思い出にしてほしいと思います。
そして、3年生にとって2学期は進路実現に向けて、とても大事な時期になります。自分から積極的に動き、自分の目で確認しながら、前向きな姿勢で、明るい未来を想像しながら頑張ってほしいと思います。
この夏休みも、私自身、インターハイ、甲子園、書道パフォーマンス、俳句甲子園と高校生の活躍する姿を応援させてもらいました。応援することで高校生のエネルギーをもらい、「応援っていいな」「高校生はすごいな」と改めて思いました。中でも甲子園はドラマが多くあり楽しませてもらいました。私の尊敬する監督さんの一人に仙台育英高校須江監督がいます。その須江監督の言葉を紹介したいと思います。地区予選前に緩慢なプレーをしたレギュラーを厳しく注意したそうです。須江監督が涙ながらに伝えたことは「ベンチに入れず裏方に回った選手への想像力を持っているのか。」だったそうです。須江監督は「想像力は優しさであり、優しさは想像力だ。」とも語っています。試合に出られる人、試合に出られない人。世の中もいろいろな立場の人がいます。「こういうことを言えば相手はどう思うか。こういうことをすれば周りの人はどう思うか。こういうことを投稿すれば世間の人たちはどう思うのか。」行動する前に、そこに優しさはあるのか想像してみてください。また、体育祭、文化祭、修学旅行などでも「自分が、自分たちだけが」ではなく、みんなが楽しむためには、と想像してください。「東温高に来てよかった。」とみんなが思えるような「幸福度の高い学校」を目指していきましょう!
最後に、新学期が始まるにあたり、何か不安を感じている人はいませんか?心配なことがあれば誰でもかまいません、話しやすい人に相談してみてください。
この2学期も、これまでの自分に自信を持って、胸を張って、ともに頑張りましょう。以上で終わります。